デュッセルドルフ木鶏会設立の経緯

2015年、メアブッシュ市(デュッセルドルフ市の隣の市)に住み、「致知」を定期購読していた読者が、「致知と私」に記事を投稿したことが始まりでした。

その読者は、運とご縁によりビジネスで大きな成功を収めた後、台湾の製造パートナーとのトラブルで多大な借金を背負うなどして、運命の不思議さを知ることになり、以前一度定期購読していたものの、購読継続の手続きがうまくゆかずに中断していた「致知」の存在を思い出して再び購読を始めると、毎号、感動に満ちた素晴らしい内容の記事が多いことに驚きました。

厳しい経費節減の中、当時定期購読していた他の複数の雑誌を全てキャンセルした後も、月刊誌「致知」の定期購読だけは最後まで残り続けました。投稿記事の内容は、このような素晴らしい月刊誌の読者がもし10万人どころか1千万人に増えたら、つまり日本人の約10人に1人が読むようになれば、それこそ森信三さんの仰る、「日本が変ることになる」というものでした。

その投稿を見つけた同じドイツに住む「致知」他の読者(日系企業ドイツ現地法人社員、主婦、ピアノの調律師、商社に勤める女性駐在員、保険事業を営む方など)から連絡が入り、デュッセルドルフにも是非木鶏会を作ろうということになりました。


特に3回目になる2月の会合では、年末一時帰国の際に致知出版社を訪問した橋詰さんや、致知出版社主催の新年講演会に参加した清水さんからの報告を聞き、まだ、小規模な集まりではあるけれど、今後、仲間を増やしていくためにも、木鶏会として発足しようということで意見が一致しました。最終的には現代表の岩本さんが致知出版社を訪問して承認を受け、正式に発足しました。

集まりでは、その都度各人が最近の「致知」の記事について自分が考えたことを発表しあうことにしています。特に感動した記事など、自分の意見を述べた後に参加者が意見を出し合います。まだまだ、試行錯誤段階ではありますが、皆で協力し、互いに人間性を磨き合い、より多くの仲間と触れ合える会にしていきたいと思っています。 


デュッセルドルフ木鶏会事務局

川崎